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英単語を分解してみよう!

こんにちは!塾ISOROKU講師のピッピです!

まずは軽く自己紹介をします!


ピッピ せんせいポケモン
高さ 1.8m 重さ 87.5kg タイプ ???
せんだいから やってきた。きょうとだいがくに かよいながら じゅくいそろくで せんせいを している。たくさん たべるのが とくいで はやおきが にがて。


と、ポケモン図鑑風に書いてみました!他にも気になることがあればなんでもきいてください!


さて、最近(といっても1年以上前からですが)私の大学では、ほとんどの講義がリモート形式になっています。テレビ番組などでも、タレントがリモート出演することに特に違和感をおぼえることもなくなってきましたね。
と、今では当たり前に使われるようになってきた、リモートという言葉。英語ではremoteと表記します。

今回はこのremoteという単語を使って、退屈な英単語の勉強がちょっとでもラクになるコツをお教えしようと思います!


remoteという形容詞は、より細かくre/moteという部分に分けることができます。

reの部分には、この単語では「後ろへ」という意味が含まれています。
同じような意味のreを持つ単語は沢山あります。たとえば、皆さんがよく知るレシートという言葉。これは英語でreceiptと書きます。reが「後ろへ」、ceiptが「つかみとる」をそれぞれ表しており、後ろにつかみとる、つまり、つかんで持ち帰るもの、ということでレシートになります!

ちなみに、この単語では、というのは、単語によっては違う意味で使われることもあるからです。
例えば、リサイクル/recycleでは「再び」という意味で使われたりしています。
ですが、この「再び」という意味も、時間的に「後ろへ」戻ったもの、と理解すると2つの意味の間に繋がりがみえますね!

このように、単語の頭に置かれて意味を表すものを『接頭辞』と言います。頭の片隅にでも入れておいてください。


次に、moteの部分、正確に言うならmotの部分は”動く”という意味を持っています。
こちらも仲間はたくさんあり、その一例としてあげられるのがモーター/motorです。
これはmot/動く、or/〇〇するもの、という意味の2つの部分から成り立っており、動かすもの、つまり動力源なのでモーターになります!

まとめると、re/moteは後ろへ/動くとなり、remoteは名詞や代名詞に情報を加える形容詞であるので、状態として後ろに動いたもの、ということになります。ということで、remoteは「遠く離れた」や「遠隔の」といった意味になります。

さて、ここまで読んでくれた方の中には、こんな分解なんかして何が面白いの?覚えることが増えるだけじゃん、と思われた方も多いと思います。というわけで、今からこのラクさについてお教えしますね!

まず、英語の勉強をしていると、パッと意味が出てこなかったり、見たこともなかったりする単語と出会う機会が沢山あります。
そんな時、ひとつひとつの言葉を1個ずつ覚えるのはすごく大変です。ですが、このようにある程度の意味の分類を覚えておけば、大まかにその単語の意味について予想を立てたり、分類分けして単語を覚えることが出来るようになります。

沢山のプリントを保管するとき、雑多に重ねていくよりも、ファイルに分類した方が、そのプリントをより活用しやすくなりませんか?そのイメージを持ってもらえるとうれしいです!

ここで紹介した勉強法はあくまで私にあっていた、というだけのことです。単語の勉強法は人によって多種多様です。ぜひ自分にあった勉強法を探してみてください!

最近は雨が続いてますね。雨垂れ石を穿つとも言います。日々少しずつ垂らした汗はいつかきっと悩みの石に穴をあけるはずです。
英単語を覚えるのは大変ですが、一緒に楽しみながら頑張りましょう!