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点数が上がる勉強方法

今回はテストの点数が上がる勉強方法について普通とは少し違った視点で解説したいと思います。

その名も”成果の出ない勉強方法をしない戦法”です。

そうです、その名の通り成果が出ない勉強方法を知り、それ以外の勉強方法で学習するという方法です。
正しい勉強方法はたくさんありますが、していけない勉強方法も多くあります。

自分に合った勉強方法を見つけるために、まずは間違った勉強方法を知りましょう。

点数が上がらない勉強方法

早速ですが、点数が上がらない勉強方法をいくつか紹介していきます。

偉そうに言っている私もかつては受験生。しかも一度受験に失敗しています。
失敗した経験も、成功した経験もあり、浪人時代には自習を中心とした学習で志望校合格を勝ち取りました。

自分自身の経験、周りの友人、先生の経験をもとに紹介させていただきます。

①難しい問題を解く

これは目標を掲げた受験生などがよく陥る勉強方法です。

正しくは、自分の実力よりもかなり難しい問題を解くですね。

受験生の思考はこうです。

「どうせ、勉強するなら難しい問題から初めて、その問題をマスターすれば簡単な問題は解けるし、効率的にできるはず!」
「時間があまりないから、基礎からやる時間もないしとにかく難しい問題に慣れよう!」
「難しい問題が解けるようにならないと!」

私も高校3年生の夏。
受験勉強に追われていた時、第一志望の対策問題や過去問を解いていました。
時間はかかるし、解説はわからないし、1問マスターしても応用が効かないし、それはもう無駄な時間を過ごしてしまいました。

しかしながら、当時はその時間が無駄だったことにも気づけず、なんとかその問題が解けるように必死に復習していた記憶があります。

一言で言えば、

「空回り」です。

難易度を間違えた問題に取り組むと、勉強が空回りすることが多いです。
第三者と相談して、問題集選び・方針決定を行いましょう。

②いい教材を探す

受験生はより良い教材を求めています。

教材屋や学習塾、学校は子供たちのために良いと思われる教材を選択し、生徒に支給します。
その教材が物足りなかったり、難易度が合わず別の教材を探すことはよくあります。

そのこと自体は悪いことではありません。

問題は、次から次へと教材を購入しいつの間にか良い教材コレクターになってしまう生徒がいることです。
これは極端な例ですが、勧められた教材を何冊も購入するのは好ましいことではありません。

某有名塾では1冊の参考書を完璧にするという指導方法で多くの受験生を成功に導いています。
実際に、与えられた参考書を何周もしている成績優秀者を私は何度も見てきました。

もちろん教材には良し悪しがあります。
しかし、ある程度評価の良い教材であればどれをこなしても大きな差は生まれないことが多いのです。
それよりも1冊の教材を何周も行い、1冊をしっかりとマスターする。

それが、勉強の鉄則です。

③ミスをミスとして許す

こんな言葉よく聞きませんか?


・このミスがなければもっと点数が良かった

・計算ミスが多すぎた

・問題文を読み間違えていたなど


はっきりと認識を変えましょう。
これはミスではありません。

0点。完璧な間違いです。

気持ちはわかりますが、

・なぜそのミスが起きたのか
・どうすればそのミスを防げたか
・何回同じようなミスをしたか

ミスを苦手教科・苦手分野だと思い対策していく必要があります。
よくミスをする生徒にとっては普通の勉強よりも難しいことかもしれませんね。

日頃から、テスト感覚で問題集や学習に取り組み、実力通りの点数がテストで取れるように訓練を行っていきましょう。

最後に

生徒の数だけ勉強方法はあります。

今、勉強の成果が出ずに困っている人は、勉強方法を思い切って変えるのも1つの有効な手段かもしれません。
自分にぴったりの学習方法を探してみてください。

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