BLOG ブログ

「わかる」と「できる」の大きな差

こんにちは!

塾ISOROKU室長の石田です。

本日は成績が伸び悩んでいる多くの学生に向けて、「わかる」と「できる」の大きな差というテーマで解説していきたいと思います。

「わかる」とは? 「できる」とは?

勉強において、授業にある程度ついていけて、先生が言っている事も理解できるという生徒は少なくありません。
しかし、実際に問題集やテストで問題を解く段階になると、全く手が出なくなってしまうといった経験はありませんか?

この現象のほとんどが、「わかる」と「できる」が全く別の能力であるという認識がないために生じています。

「わかる」とは理解できるという事です。
問題集の解答を確認したり、テスト終了後の解説を聞いたりする機会がありますよね。
その際に、なぜそうなるのかを理解出来ることが「わかる」という事です。

新しく習うことでも、先生の言っていることが全く理解できないということは少ないと思います。
それはあなたがしっかりとした理解力を持っているからこそです。
しかし、こうした「わかる」能力は、あくまでも受動的です。
他者から発せられた情報を受け取ることで、初めて発揮される能力なのです。

テストで思うように結果を出せない人はこの「わかる」で勉強が終わってしまうためです。

では「できる」とはどんな能力でしょう?


「できる」とは問題を解けるという事です。
問題を解くためには、能動的なアウトプットがとても大切です。
これまで「わかる」で勉強が終わってしまっていた人は、この能動的なアウトプット作業が苦手です。

理解は出来るけど、実際にやってみると出来ないというのが、まさにこの能動的アウトプットが出来ていない状態です。
この状態で苦しんでいる生徒は、理解が出来ているせいであまり危機感がない場合が多いです。

これは小学生や中学生の時にそれなりに勉強が出来ていた生徒が、進級した際に割と陥りがちです。

こうした受動的な学習スタイルのみを続けていると子供達の成長を阻害してしまう可能性があるというわけです。

「わかる」から「できる」へ

実際、「わかる」と「できる」では大きな違いがあります。

しかも、これはスタートの段階で意識することが異なります。
もちろん、何も分からない手探りの状態では受動的な学習スタイルになるのも致し方ないですが、学習の基本から以下の考え方を持って取り組んでみましょう。

①「わかる」と「できる」は全く違うことを知る

②理解できたとしても慢心しない。

③まっさらな状態から出来るまでやる

④1、2週間あけて、もう一度出来るかやってみる。
→出来なければ出来るまでやる

さて、あなたの学習スタイルはどうですか?
習ったら習いっぱなしで、日にちが経ってしまっていませんか?

勉強とは「できる」ようになるまでのことを言います。
分かったところで勉強が終わっている生徒は、こういったことを意識することから始めてみましょう。

おすすめ学習プラン

ここからは具体的な学習の仕方をお伝えします。

①学習範囲を決める。

②学習範囲を教科書を見たり、先生に質問したりして理解する。

③練習問題を解く

④テストをしてみる

⑤間違った問題はもう一度行う。

①の学習範囲については、学校でその日習ったことでも良いですし、先々習う予定の範囲でも良いです。まずはどこをしっかり学習していくのかを決めましょう。

②に関しては、学校の授業で理解出来ていれば省略可能です。自分で教科書を使って予習をしていく場合には、学校の先生や塾の先生へ質問して、しっかり理解しましょう。

③の練習問題は教科書の例題や学校指定のワークがおすすめです。

④で実際に「できる」かどうかテストをしてみましょう。テスト問題は参考書を1冊購入しても良いですし、塾に通っている場合は塾のワークなどを利用しても良いと思います。

最後に⑤のように、「できる」まで何度も繰り返しましょう。

最も大切な作業は⑤だと言っても過言ではありません。「わかる」から「できる」へスムーズに移行するためには、繰り返し何度も反復することが大切です。

最後に

ISOROKUではこれらの学習プランを実践いたします!
受動的な学習で終わらず、自力で問題を解いてけるような生徒の育成を心がけています。
生徒の自立を促し、個人個人にあった学習スタイルを提案させていただきます。

ご興味のある方は、ぜひISOROKUの体験へ足をお運びください!^^