塾ISOROKUは2020年8月に大阪府島本町の水無瀬に開校しました。「自分で学習できる生徒を育てること」を目標に、個別指導や集団授業など、様々な指導体系で生徒たちのサポートを行ってきました。生徒たちのためになる指導、生徒たちが最も成長できる指導を常に考え、様々な改善を重ねてきました。その中で見えてきた課題は、「勉強ができる生徒は自立している」「勉強が苦手な生徒は依存している」ということです。

ここで言う自立とは、自分の意思で学習を進め、質問し、分からないところを調べることができる状態を指します。逆に依存とは、分からないところが分からず、先生がいないと学習が進まず、親や先生に言われてから学習を始め、授業はただ聞いているだけの状態を指します。
世の中で一般的に行われている集団授業や個別指導も、私は依存型の授業だと考えています。なぜなら、先生は質問されれば答えるからです。生徒たちは安易に答えを得られる環境に身を置き、すぐに答えを教えてくれる先生に依存してしまいます。

では、学習習慣が身についていない生徒にとって、そのような指導は適していると言えるでしょうか。既に自立している生徒にとって、分からないところをピンポイントで教えてくれる個別指導は非常に有効です。しかし、多くの生徒は「自立」を身につけていないにもかかわらず、安易に答えや解説を聞いてしまいます。その結果、分かったつもりになった問題はテストで解けません。このような指導を続けていても意味がないと考えました。

これらの問題を解決するのが、自立型個別指導です。自立型個別指導とは、簡単に言うと、分かるところは自分でどんどん進み、分からないところだけ先生からサポートを受ける仕組みです。個別指導の良さと、学習において最も重要な自学自習の時間を重視した指導方法と言えます。
生徒たちは自分の意思で動き、自分の意思で先生のチェックを受けに行き、自分の意思でプリントを印刷して練習します。こうした一つひとつの行動の積み重ねが、自立心を育みます。

今まで様々な塾や通信教材などを試しても、お子様が勉強しない、やる気がないとお悩みの保護者の皆様、それは依存型の指導になっているからかもしれません。現状を変えるためには、今までと同じような指導方法ではいけません。保護者の皆様も一緒に変わり、お子様の成長をサポートしましょう。自立型個別指導で、お子様を自立へと導きます。